BIRMAN
バーマンってどんな猫?


”ビルマの聖猫”の別名を持つサファイアブルーの瞳にホワイトソックスを身につけた猫種
ロマンチックな伝説と美しく愛くるしさが相まって神秘的なバーマン


歴史の古い猫ですが繁殖者が少ないため個体数が少なく
ペットショップでお目にかかることは無いので知名度も低い猫ちゃんです

大型の猫種ですが、メインクーンキャットやノルウェージャンキャットのような
超ビッグサイズになることはありません
大型種の中の「中型~小型」とお持っていただくと解りやすいと思います

性格は穏やかで忠実、賢くて忍耐強い猫ちゃんが多く
他の猫種とも相性が良いですし、他の動物とも仲良く出来るフレンドリーな猫種です

被毛は厚みがあり、やわらかく、お顔を埋めたくなるシルキータッチです
仔猫の時にはボリュームが少ない事が多々ありますが
成猫になるにつれてタヌキのような尻尾になりボディーもモフモフになります

長毛種ですが抜け毛が少ないので日頃のお手入れが楽ちんです


ポインテッドカラーの猫種で瞳はブルーです
生まれた時は被毛は真っ白で数日後に少し色が付き日に日に色が濃くなっていきます

そのため生まれて直ぐには毛色の判断や4足のホワイトソックスは全く分かりません
猫の国では毛色の最終判断を生後3週頃にしています

両親猫が綺麗なホワイトソックスでも仔猫に伝わらない事も多く
カタログに乗っているようなホワイトソックス バッチリの子を誕生させるのは至難の業に等しいです


お釈迦様が誕生する前からビルマ(現在ミャンマー)の寺院で暮らしていたとされる
バーマンには素敵な伝説があります
紀元前のビルマで、サファイアブルーの瞳を持つ女神像で有名な寺院に
黄金の髭をした僧侶が白い猫とともに支えていましたが
侵略者に命を狙われてしまいました
すると その猫は僧侶の上に飛び乗り女神を見上げたかと思うと
白かった被毛は四肢の先を残し みるみると金色に変わり瞳も女神と同じブルーになったといわれています

仔猫の時には薄い子が多いですがバーマンのボディーのシェーディングも美し猫です
このシェーデイングはゴールデンミストとも呼ばれています

美しい毛色と瞳が伝説になるほど神秘的な猫種なんだと感じます



私がバーマンを繁殖する上での心がけについて少しお話しさせていただきます
私は少しでも安全で理想の猫を誕生させる為に、毛色の遺伝学や近交係数を学び計画繁殖をしています


私は1997年頃からブリーダーとして活動し、2001年から動物取扱業を登録し運営を始めました
昔は店舗を持たないブリーダーは動物取扱業が必要無かったので
店舗運営を始める際に動物取扱業を登録し今に至ります


私がバーマンの繁殖を始めたのは、動物取扱業を登録した年からです
その頃は猫より犬の人気が高く、猫の個体数が少なくバーマンも入手困難でした

今も入手困難であります
日本にいるバーマンでは近親になる可能性が高い事と、私もそうですが繁殖不可のバーマンが殆どなので
海外のブリーダーから猫ちゃんも入手し繁殖しています


今後も近親交配を防ぐために、海外のブリーダーから選りすぐりの猫ちゃんを入手し繁殖をして参ります








この頁に追加事項や変更事項がありましたら更新していこうと思います
2021年5月12日記






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